CLOTH&CLOTHINGは11月29日にオープンから1周年を迎えます。
今回一つの区切りとして、たまプラーザにアトリエを持つ「sonor(ソナー)」さまに、当店のExclusive model でもあるPERA_TOTE_DAIの別注色を作成して頂きました。
2019年晩秋に開店したCLOTH&CLOTHING
お店の前のハナミズキは秋になると、緑の葉が赤からオレンジへ徐々に色を変化し四季を感じさせてくれます。
アスファルトに落ちたオレンジの落ち葉が、灰色のとは対照的に鮮やかな色が目に飛び込んできます。
その色合いがとても新鮮で心地が良く、今回限定色として「グレーxオレンジ」を作成して頂きました。
園田さんのバック【1st anniversary limited color】
クロム鞣しが主流であるレザー産業において、25年以上前から環境に配慮した天然鞣し始め。
今では海外のラグジュアリーブランドからの注文も頂き、国内外において信頼を得ている「山口産業株式会社」
下町墨田区にて丁寧に鞣された豚革を使用させて頂きました。
※クロム鞣しとは
クロムは塩基性硫酸クロムと呼ばれる化学薬品を使用し、皮の毛や汚れを落とし、柔らかくする技術
バック本体に使用した革は、「カルム」と呼ばれるスウェード面を加工することで
銀面のような艶やかな表情と、銀面にはない自然なムラ感が特徴的な豚革になります。
初めは硬さがあるものの、馴染みがとても良く。どんどん柔らかさが増して参ります。
色の経年変化は、グレーからカーキブラウン系に少しづつ変化を遂げ、最終的にどのようになるか。
人によって個体差もありますので、使った方それぞれの変化をお楽しみ下さい。
肩掛けのストラップとハンドルに使用した革は、
「ラセッテー」と呼ばれる、豚革の天然鞣しの先駆けと言われる、高品質なピッグレザーを使用しました。
この革sonorの製品にも多く利用されており、使用により経年変化していきます。
耐久性もありながら、革本来の伸びや柔らかさがありますので、使い手によって風合いは大きく変わってきます。
肩掛けのショルダーは、徐々に伸びもありますので、私の私物は斜め掛け可能です。
色味の変化もあるので初めは光沢感が強いものの、徐々に柔らかい色へ少しづつ変化して参ります。
園田さんのカバンのアイコンになる様に、同じ革でフリンジピンを作って頂きました。
フリンジは、ラッキーモチーフとして紀元前の昔から、世界のあらゆる地で見られております。
装飾としての役割だけでなく、祈祷や呪術などで使われ、魔除けや厄除けに使われてきたそうです。
バックに取り付けるだけでなく、アクセサリー感覚で身の回りの物につけても良いと思います。
お肉になった豚さんの皮をいただいて、
ミモザの木でなめして柔らかく
たまプラーザより、
1点1点に想いを込めてお作りしているsonor
お品物はこちら
販売は2020年12月16日からとさせていただいております。
CLOTH&CLOTHING(クロース&クロージング)
225-0002 横浜市青葉区美しが丘 1-10-8 第一みなもとビル 2-C
東急田園都市線 たまプラーザ駅北口より徒歩5分
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